成城大学 正門前中庭
詳細情報
コンセプト
学園の主人公である学生が日常的に集い、また学園祭などのイベントの中心になるキャンパスのシンボル的正門前中庭広場のデザインである。 日常的に学生が集い語らう広場には学生同士のコミュニケーションを広げる大きなベンチがおかれ、にぎわいと憩いの場をつくる。既存の松の木の周りにケヤキ、シデなどの落葉樹を新植し、人々の集まる空間に大きな木陰をつくり、季節感を伝える。
中庭広場は、学園祭のイベントスペースやバスの一次駐車スペースで使われると共に、日常的にも多方向からの人の動きが予想される場所であるため、その地面の仕上がりは、なるべく平滑でありながら単調にならないよう、グラフィカルなパターンを利用したデザインとする。
そのデザインされたパターンは、地面の上にカーペットを広げたように、他の地面から広場を差別化し、広場のエリアをシンボリックに強調する。
竣工2008-11
規模1350m2
住所東京都世田谷区成城6-1-20
内容基本設計、実施設計、設計監理
担当長谷川浩己+戸田知佐、田下祐多
施主学校法人 成城学園
共働カネミツヒロシセッケイシツ、電気設備:山崎設備
{{item.text_origin}}